高次脳機能障害 = 目に見えない障害
・本人にも症状がわからない、説明できない
・外見からでは、症状がわからない
⇒ ❝周囲の理解や支援を得られにくい❞ という難点があります。
〈定義〉
脳の損傷によって起こされる様々な精神活動上の問題を総称したもの。
〈原因〉
・脳血管障害(脳梗塞、脳出血)
・事故・ケガに伴う脳損傷
・その他(脳炎、低酸素脳症など)
〈なぜ、精神活動の問題が起こるのか?〉
脳内を走る神経線維が傷つくことで、
記憶、思考・遂行、運動や感情などに関する情報の流通が途絶える、混乱するから。
脳の構造を理解すると、どことどこの情報の流通が悪くなったのかが見えてきます。
〈症状〉
大きく分けて8つの要素に障害がみられるようになります。
〈症状を理解することのメリット〉
・ご本人には、自分の行動を見直すきっかけになり、周囲の方との距離が縮まります。
・周囲の方には、問題となる行動の特徴を知り、接し方がわかることで確かなサポートができます。
症状別に詳しく知りたい方は以下のページをご参照下さい。
〈リハビリテーション〉
〈一つの行動が結果を変える〉
一口にリハビリと言っても、より良い社会生活を送るためにできることは様々です。ご本人ができることもあれば、周りの方ができることもあります。環境と個人が相互に関係し合っているので、一つでも何か変えようと行動すれば、必ず双方に変化が現れます。
症状別に詳しく知りたい方はこちらをクリック ⇒ 高次脳機能障害のリハビリテーション
〈社会資源〉
社会的には、精神障害に分類されます。
精神障がい者保険福祉手帳
の対象となります。
※言語障害は、高次脳機能障害の中で唯一❝身体障害❞に含まれ、
身体障がい者手帳
の対象となります。
〈障害福祉サービスを最大限に利用する〉
これらの手帳を持つことで教育面、金銭面をはじめ、将来の就労までの幅広い支援を受けることができます。
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