遂行機能の構成要素
目標の設定
行動の理由や目的を持って、これからどうしたいのかを構想すること
計画の立案
目標達成に向けた段階的なステップを考えて、行動の過程を組み立てること
計画の実行
一連の複雑な行動に優先順位をつけ、順序良くまとまった形で始め、
それを維持したり、時には変換、中止すること
効果的行為
常に目標を意識して、今自分が行っていることがどの行程にあるのかを評価すること
症状
上記構成要素の欠落から想定される症状
人に指示してもらわないと何もできない
優先順位が付けられず、段取りが悪いので、約束の時間に間に合わない
対立する考えを区別できない(判断能力の低下)
行動によって生じる未来の成果を予測できない
目標へ向けて行動を起こせない
不適切な結果を引き起こす衝動を抑えられず、矛盾した行動がみられる
誤りを修正するといった、臨機応変な対応がとれない
病巣
前頭葉
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