目次
1-1.①脳卒中の前兆をいち早く発見するテスト「FAST」
1-1.②脳卒中の前兆が出る前に予測するツール
脳卒中の前兆をいち早く発見するテスト「FAST」
アメリカ脳卒中協会では、脳卒中を疑う人を見つけたら次の3つのテストをするように勧めています。それぞれのテストの頭文字を取ってFAST(ファスト)と呼びます。
〔F〕 Face 顔の麻痺
顔の片側が垂れ下がる、顔にゆがみがある、上手く笑顔がつくれない場合は、顔の麻痺が疑われます。
〔A〕 Arm 腕の麻痺
手のひらを上に向けた状態で両腕を身体の正面で水平に伸ばします。両腕を上げたまま維持できない場合は、腕の麻痺が疑われます。
〔S〕 Speech 言葉の障がい
言葉が出てこない、呂律が回らない、いつも通り話せない場合は、言葉の障がいが疑われます。
〔T〕 Time 時間
脳卒中は治療の遅れが命にかかわります。顔の麻痺、腕の麻痺、言葉の障がい、いずれか一つでも当てはまる症状があればすぐに119番通報しましょう。このとき必ず脳卒中の発症時刻をメモしておきましょう。
脳卒中の前兆が出る前に予測するツール
脳卒中リスクチェック
http://epi.ncc.go.jp/riskcheck/str/
国立がん研究センター 社会と健康研究センター予防研究グループ
http://epi.ncc.go.jp/riskcheck/circulatory/
国立がん研究センター 社会と健康研究センター予防研究グループ