皆さんにとって笑いとは何でしょうか?
ただの娯楽?それとも元気の源?
笑いが心の癒しになるとして、笑いを医療に取り入れる活動している医師がいます。
名前をハンター・キャンベル・アダムス(ワシントンD.C.生まれ)といい、
笑いを治療に応用するというこれまでになかった医療の在り方が注目され、
1998年に彼を題材にした映画が公開されました。
笑いの効果はすでに科学されており、
腹を抱えて笑うと脳内にエンドルフィンという鎮痛作用と多幸感をもたらす物質が作られると言われています。
(R. I. M. Dunbar et al.Social laughter is correlated with an elevated pain threshold.Proc Biol Sci. 2012 March 22; 279(1731): 1161–1167. )
またR. I. M. Dunbar らは、誰かとコメディー番組を15分間見るだけで、痛みの許容レベルが平均で約10%上昇することも突き止めたそうです。
さらに多くの研究から、人間は1人でいるときよりも誰かと一緒にいるときの方が30倍多く笑うことが示されています。これは驚きですね。
闘病中に笑いなんて、不謹慎でしょうか?
決してそんなことはありません。
辛い時ほどユーモアを忘れないこと。
あなたが辛い壁を超えるために必要なのは
誰か心の許せる人と笑いの時間を共有することです。
或いは知り合いに頼んで
レンタルDVDショップでコメディをたくさん借りてきてもらって
たとえ一人で憂鬱なときでも、
試しに観てみるのは如何でしょうか?
少なくともその間は痛みや悩みからは解放され、
気分が明るくなったことに気が付くことでしょう。
さぁ、そうと分かればさっそく行動してみましょう。
善は急げです。このブログは一度脇に置いて。
状況が許すなら今からyoutubeなどで好きなお笑い芸人の動画を調べてみては?
思い出したときに、また当ホームページへの訪問をお待ちしています。
( ↓ 続きあり)
いかがでしたか?
たくさん笑えましたか?
もっとそんな体験を増やしていってくださいね。
一方、
「でもそんな気分になれない、、」
「笑いで調子が良くなるなら苦労はない、、」
といって行動できなかった方がいるとしたらそれはなぜですか?
もしかしたらすでに人生を諦め始めているか
不安と不満の渦中にいるのかもしれません。
ですが今あなたがすべきことは、小さくても行動を起こすことです。
回復の可能性が目の前にあるのなら
必死で掴みに行ってほしいのです。
あなたの身体を治すのは、医者でもセラピストでもない。
あなたにしか治せない。
「惨めな自分を笑い飛ばすユーモアは先人の知恵。どんなに辛いときでも明るく生きる高等技術。」
美輪明宏さん(日本のシンガーソングライター、俳優、演出家 / 1935~)の言葉。