リハビリ実施量に関する先行研究では、1日の理学療法および作業療法、自主練習の総実施量が多いほど、日常生活動作の改善度・改善率が大きくなる。
(日本脳卒中学会脳卒中ガイドライン委員会(編):脳卒中治療ガイドライン2015.協和企画, 東京, 2015, pp.277-278.)
理学療法および作業療法の実施量の増加により、機能的自立度評価表(FIM)の点数の優位な改善を認めた。
(渡邊 誠, 奥山 夕子, 他:回復期脳卒中患者における訓練単位増加と年齢別のADL改善との関係. 脳卒中. 2012;34: 383-390.)
ただ闇雲にやるのではなく、正しい方針と道筋に沿って行くことが脳卒中克服の近道であると言えます。